2010年12月31日金曜日

「『きたえた翼は強い』は本当か」 全日空革新懇

11月5日、元B747-400機長の奥平隆さんを招いて、講演の夕べを行い、30名が参加。
日本航空状況は、政府の航空政策と放漫経営が経営破綻した原因と指摘。日米安保条約の弊害、日米構造協議から米国要求で日本は莫大な公共事業投資を迫られ、港湾、ダム、空港建設に、地方空港が乱造され、造れば飛ばさなければならず。そのための航空機購入を迫られ、B747を200機も購入させられた。
   一機2百億円ですから4兆円の投資が経営圧迫の要因。ホテル経営での損失、ドル先物買い、など放漫経営が危機的な状況に追い打ちを駆け鳥インフルエンザやリーマンショックが重なった。全日空の経営状況も同様な状況だが、組合が経営状況をチェックし暴走を抑えた役割は大きい、日本航空は労働組合が分裂し沈まぬ太陽で描かれていた状況。乗員組合は大学教授に経営分析を依頼し学習した。ホテル経営の失敗の負債を早めに対応し売却、燃料をドル先物買いも日本航空よりうまく切り抜けたなど日本航空より先に負債を減らして来たことが破綻を免れている。
しかし、全日空は毎年2千億円の設備投資をしてきている、5年で1兆円、こんなに投資して大丈夫なのか検証が必要、航空機材をリースにして負債を減らす方策もある。
リスクマネジメントが重要、いま、東京に経営機能が集中している。阪神大震災のときは東京が活動拠点になりリスクを回避したが、今後東海沖地震など東京がだめになったときに大阪がリスクを分散する役割が必要になるのに、大阪ベースを縮小してきている。
経営が危ない舵を取ったときに、批判しもとにもどさせることが必要、そのためには経営分析が重要だし、行政にも働きかけ、規制緩和ではない航空政策の確立も必要などと話されました。

クリスマスパーティ和やかに交歓  参加者からも期待の声  西武革新懇

   12月10日夜、「西武バス労働者の会」メンバーによるバンド演奏ではじまったパーティも13回目。憲法前文や「憲法守る手紙」の朗読や飛び入りのカラオケも披露され和やかに交歓。参加して元気が出たの感想が。

総会と講演「石原都政を斬る」     都庁革新懇

  12月10日、総会を開催。岡部裕三記者が表題の講演を行い、石原都政の12年を検証し福祉を切り捨て都立病院の大リストラ、新銀行の破綻、築地市場の豊洲移転、臨海部開発の推進などの実態を告発。知事選で「都民本位の都政確立」をめざし奮闘するを確認し、新体制と申し合わせを決めました。

公的年金制度の仕組みと問題点  東京地下鉄革新懇
  12月10日、年金者組合の久昌以明さんを講師に年金学習会。25人の参加でさまざまな質問が出ました。

 “ どうするアンポ” ―日米同盟とわたしたちの未来―  
                          あいおい損保革新懇
 12月4日、第9回総会と学習会。安保のDVDをみてフリートーキングを行いました。
改めて60年安保闘争に劣らないたたかいをする必要があるとの話になりました。総会後交流会も。